国民健康保険税の値上げに反対

3月13日の本会議で、国民健康保険税を値上げすることにも反対しました。

以下、私がおこなった反対討論です。

2024年度に続いて保険税が値上げされます。

国民健康保険税はもともと高いので値下げを求めていたところ、これまでにない大幅値上げの計画で、2024年には10％も値上げされました。来年度については計画よりも低い4％の値上げですが、値上げであることに変わりはありません。

物価高で市民生活は大変。毎日の献立に悩み、暖房を我慢したりお風呂のお湯を減らしたりしています。こういう状況での値上げは大きなダメージになります。

国民健康保険は大半の人が一生のうち一度は加入するもので、多くの市民に関係するものですので、一般会計からの繰り入れを継続し、負担を軽減すべきです。

税金というのは何かの見返りのために払うものでもなければ、支払った金額に応じて恩恵を受けられるというものではありません。社会に必要なお金を負担能力に応じて集め、必要なところに分配するものです。

収入が同じでも、加入する保険によって負担額に大きな開きがあり、またその金額は支払ったら生活できなくなるくらい高いという状況を改善するための予算は必要なものです。