予算・決算委員会 後期全体会

 本日9月24日は、予算・決算委員会の後期全体会でした。

予算決算委員会とは予算案、補正予算案、認定議案(前年度の決算)を審議します。

9月議会には、補正予算案3件、認定議案11件が出されています。

24日の後期全体会では、これらの討論、採決が行われました。

日本共産党春日井市議会議員団は、うち5件について反対しました。

反対討論は以下のとおりです。これ以外のものには賛成しました。


【認定第1号 令和5年度春日井市一般会計歳入歳出決算】

認定第1号 令和5年度春日井市一般会計歳入歳出決算について、反対理由を述べます。

まず、トラブルが多発し、制度そのものの危うさが浮き彫りになっているマイナンバーカードについての予算が含まれています。

また、給食調理場のPFI可能性調査が実施されましたが、調査するまでもなく、この事業にPFIはなじみません。

2023年度には道路占用料なども改訂され、利益を上げている大企業の電柱などの占用料も値下げされました。

昨年度は森林環境譲与税導入に伴うシステム改修の債務負担行為の設定もされました。二酸化炭素排出抑制と言いながら、最大の排出者である大企業からは1円も徴収しないなど、この制度そのものに問題があります。

このほか、後程述べますが、後期高齢者医療事業、介護保険事業、春日井インター北企業用地整備事業、水道事業への繰出しもあります。

以上の理由からこの決算には反対します。


【認定第4号 令和5年度春日井市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算】

この議案については、昨年度から窓口負担が1割から2割に増えてしまった人が出てきたので反対します。


【認定第5号 令和5年度春日井市介護保険事業特別会計歳入歳出決算】

 第8期の介護保険料については、必要以上に高い保険料を徴収しているとして予算時に反対しましたので、この決算についても反対します。


【認定第7号 令和5年度春日井市春日井インター北企業用地整備事業特別会計歳入歳出決算】

 この事業については遅れに遅れ、先の見通せない状況です。昨年度も土地を購入する費用12億円が計上されましたが執行できず、全額が不用額となっています。いったん立ち止まって、民間の事業をバックアップする方法に切り替えるべきです。


【認定第10号 令和5年度春日井市水道事業会計決算】

有機フッ素化合物(PFAS)について、町屋の水源の一部の井戸水に含まれているにもかかわらず、この井戸の水が止められていませんので反対します。


日本共産党 春日井市議会議員 原田ゆうじ

日本共産党春日井市議会議員の原田ゆうじです。 主に市内の動きや、活動報告などをしていきたいと思います。

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