「ニュース」224号

自衛官募集事務について一般質問

提供は承認した人のみに

 7月2日の一般質問では、自衛官募集につて

対象者の情報を市から防衛省に提供する問題について質問しました。

 このことについては、個人情報の保護という点で問題があります。

 法令に定めのある場合は個人情報を第三者に提供してもよいという、個人情報保護法の規定があり、これにあたるからということでしたが、情報を提供しなければならないということにはなりません。

 「これまでは住民基本台帳を閲覧し書き写していたので、情報を知られないことが不可能だったが、今回は除外申請もできるので、提供しないという選択が可能となった」という内容の答弁もありましたが、情報提供されることはほとんど知られていません。 

 情報提供することを承諾した人の情報のみを提供することを求めました。

 事務作業が膨大になることや、経費が掛かりすぎることから、そういった考えはないとのことでした。


ネットでの申請を

 情報提供を望まない場合は除外申請ができます。しかしその方法は郵送か持参のみ。今回の情報提供の対象となるのは、春日井市内に住民登録のある日本人男性で、情報を提供する年度に18歳になる人。大半は高校生ですが、高校生に5月末までの平日の日中に持参せよというのは現実的ではありません。郵送についても、この世代にはなじみのないものです。

 そこで、インターネットでの申請もできるようにすることを求めました。「市民の意見や他自治体の取扱いを参考にしながら、その対応について検討してまいります」という答弁がされました。


福祉応援券、現金での支給を

春日井市では障がいのある方に福祉応援券が支給されます。しかし、「券」という形式の為、おつりが出ない、、対応する店舗でしか使えないといったことがあります。

 対応店舗が自宅近くになく不便だという声があります。

 石田ひろのぶ議員は一般質問で「券」ではなく現金給付に切り替えることを求めました。

 「現金給付を求めるご意見もある一方で、現金を持ち歩くのは不安だが福祉応援券なら安心して買い物に持っていけるというご意見もある。本市の福祉施策全体のあり方を検討する中で、その給付方法や目的、効果などについて調査研究を行っていく」という答弁がありました。


生活道路の安全対策を

 生活道路の安全対策についても質問しました。生活道路の安全のためには、自動車優先から歩行者優先の政策に転換することが必要で、なかでも速度抑制が重要。

 また、生活道路では自転車の安全対策も必要。左側通行など、ルールを守ることが安全につながります。

 京都市では、生活道路に自転車のピクトグラムと矢羽根をペイントしたところ、自転車が左側を走るようになり、自動車の速度も抑制されたとのこと。春日井市でも同様の取り組みをすることを求めました。

 「地域の課題やニーズ、交通状況などを踏まえ、設置について調査研究してまいります」との答弁がありました。


日本共産党 春日井市議会議員 原田ゆうじ

日本共産党春日井市議会議員の原田ゆうじです。 主に市内の動きや、活動報告などをしていきたいと思います。

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