義務教育の負担軽減を②

9月議会では、買わなければいけない学用品が多すぎることや、ルールに合う持ち物を揃えるのにお金がかかる点の改善を求めました。


 買うものが多すぎ‼

 算数セットや裁縫道具、彫刻刀など、小中学校では購入しなければいけないものが多く、費用負担になっているという声が寄せられています。

例えば調理実習のとき、調理器具は学校にあるので、購入するようなことはしません。これらと同様に、いろいろな学用品を備品として学校に配備することを求めました。

答弁の内容としては、「学用品は義務教育の無償の範囲外と考えている。負担にならないよう配慮している」というものでした。しかし、「買わなければいけないものが多くて負担が重い」という声が現にあります。このままでいいとは思いません。




そのルール、何の意味があるんですか?

春日井市立の小中学校では、持ち物が指定されていたり、ルールがあったりして、指定のもの、ルールに合うものを買うことが必要です。

小学校では通学帽子や上履きなどは指定のものを買いそろえる必要がありますし、中学校になるとさらに指定品が増え、また、靴などについてルールが定められている学校もあります。

保護者の方から「上履きは学年カラーの入ったもの出なければだめというルールだが、色のついていないもののほうが安いのになぜダメなのか」「中学校の通学かばんは重いうえに値段も高い。もっと安いリュックサックではダメなのか」といった声が寄せられています。中学校の通学かばんについては、丈夫にできているというメリットもあるそうですが、これらのメリットデメリットを比較したうえで、使いたいものを自由に使えるようにルールを見直すことを求めました。

現行のルールでは、量販店で普通に売っている(=ごく一般的な)ものを使うとルール違反となってしまいます。こういうルールに高利性があるとは思えません。

「一部の学校ではルールを見直したら指定品が減った。こういう取組を水平展開できるよう教育委員会として促していきたい」という内容の答弁がありました。


日本共産党 春日井市議会議員 原田ゆうじ

日本共産党春日井市議会議員の原田ゆうじです。 主に市内の動きや、活動報告などをしていきたいと思います。

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