9月議会 一般質問

9月議会では、3点について一般質問をしました。

・義務教育の費用負担を軽減することについて

・土地利用規制法について

・障がいのある人への配慮について


義務教育の費用負担の軽減について

 憲法では「義務教育は無償」とされていますが、実際には学用品費や給食費など、さまざまな費用がかかってしまい、保護者の負担になっています。負担を軽減するために、以下の4点を求めました。

中学校の制服の購入・着用を任意とすることについて

 制服については、就学援助や生活保護で購入費用がカバーされる、冠婚葬祭をはじめフォーマルな場面全般に着ていけるというメリットがあります。なので、完全に廃止するのではなく、購入・着用は任意とする「標準服」の位置づけにすることを求めました。

 学用品を備品として学校に配備することについて

  算数セット、たんけんバッグなどの学用品にもお金がかかります。保護者の方から、「彫刻刀などは使用頻度が低いのに購入することを求められる。負担だ」という声があります。負担軽減のため、備品として学校に配備することを求めました。

持ち物に関するルールについて

 持ち物に関して指定されたものを使わなければいけなかったり、ルールに合うものを揃えなければいけないということもあり、費用負担となっています。自由とすることを求めました。

給食費を無償とすることについて

 学校給食は教育の一環。現市長も選挙のとき、給食費無償を掲げています。給食費を無償化する考えについて質問しました。


土地利用規制法について

 土地利用規制法に関して、自衛隊の小牧基地や春日井駐屯地などが「重要施設」の候補地となりました。この「重要施設」に指定されると、周辺1㎞以内の住民の権利が制限されることがあります。もし小牧基地が指定されると、春日井市でも牛山から味美にかけての広い範囲で、住民生活に制約がかかる可能性があります。

 今後、国から市に対して意見を聴取するとのことなので、反対の意思を示すことを求めました。


障がいのある人への配慮について

 春日井市の施設などでは、点字ブロックや車いす用の駐車場がありますが、実用性という点で問題のあるものも多くあります。とりわけ、車いす用の駐車場については、国の基準がありますが、これができる前からある施設についてはこの基準を満たしていないところが多く、車いすでの利用が困難と思われる個所もありました。

こういったものを使いやすくすることを求めました。

日本共産党 春日井市議会議員 原田ゆうじ

日本共産党春日井市議会議員の原田ゆうじです。 主に市内の動きや、活動報告などをしていきたいと思います。

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