高齢者の移動支援について一般質問
12月12日の市議会一般質問では、高齢者の移動支援について取り上げました。
自動車を運転できなくなった後の移動手段の確保は大きな課題です。春日井市内の移動では公共交通の利便性が低いという声が多くあり、自分の子に目的地まで乗せてもらっているなどの声もお聞きします。家族に頼るなどの自助にゆだねるのではなく、行政の責任で移動手段を確保する必要があると思います。
春日井市のコミュニティバス「はあとふるライナー」は、路線によっては2時間に1本しかない状態で、利便性という点で難があります。次回のダイヤの見直しの際には「利用の状況も踏まえながら」という旨の答弁でしたが、利用が少ない→実態に合わせて減便→不便になって敬遠され利用が減る・・・という悪循環は避けなければいけません。
そこで、利用を増やす取り組みも必要になってきます。市は「公共交通の利用促進についても取り組んでいる」とのことでした。引き続き、はあとふるライナーの充実に向けて要望していきます。
北部オンデマンドバスについては、ちょうどいい時間に予約をとれないということが多くあります。
「座席に余裕があるので乗り合いになることを増やす」という趣旨の答弁。しかし、電話予約したとき「希望する時刻には予約できないけれど、時間をずらせば利用できる」といわれ、その時間に乗ったら診療の2時間も前に病院についてしまったということもあります。
やはり、使用する車両を増やすなどの対応が必要だと考えます。市には利用者の要望を踏まえた改善策の検討を求めていきます。
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